Information

2017.09.12
  • FP雑学(知っ得情報)

年金受給時にお金の不安がないようにするための5つのステップ

65歳から年金が受給できるようになりますが、会社員だったときは、健康保険や税金など会社が給与天引きしてくれ、代わりに支払ってくれています。会社を退職するとこれらのお金は自分で支払いをしなければならなくなります。現在のままで暮らしていくことができるのかと不安に思うことはあるはずですが、このようなお金の不安をなくし、年金を受給する65歳からの生活を安心して暮らすための5つのステップをご紹介します。

1.年金受給時の収支をイメージする

現在の毎月の収入と支出から年金受給時の収入と支出を把握しましょう。

年金受給時の収入は年金が主になります。基礎年金、厚生年金、確定拠出年金、企業年金など該当する年金がいつから、いくら受給できるか確認しておきましょう。それ以外に予定される収入があれば、いくらの収入があるかも確認しておきましょう。

支出については現在のそれをベースに、食費などの生活費、住宅ローン、家賃などの住宅費、教育費、健康保険などの社会保険料等に分けて金額を把握するようにしましょう。その際、年金受給時にはなくなる、または増減する支出をきちんと整理しておくことも忘れないでください。

毎月の収支を把握したら、1月から12月までの1年間の収支表を作成してみてください。年1回とか数回支払う内容、支払い月、金額を該当月に記入し、1年間の収支を把握しましょう。「収入 - 支出」がマイナスの場合は赤字の手当てを何らの形でする必要があるといえます。

2.年金受給時の資産、負債をイメージする

収支を確認した次は、年金受給時の資産と負債を把握していきましょう。資産は年金支給時の見込みで、退職金などの現金、持ち家を保有している方は現時点での時価、その他売却できる資産を保有している場合は時価を把握しておきましょう。

負債は住宅ローンがある方は年金受給時のローン残高、その他借入がある場合は内容と残高を把握しましょう。

資産と負債を確認したら、「資産 - 負債」がどのような状況か確認しておきましょう。この金額が保有している資産の現在の本当の価値になります。プラスの場合は、万が一の場合、住宅などの資産を売却すれば負債(借金)は残らないということになります。

3.一時的にかかる費用を見積もる

あなたの現時点の年齢から年金受給時以降の一時的にかかる費用の内容と金額を見積もります。

例えば海外旅行、リフォーム、車の買い替え、介護費用、子どもの結婚援助、お墓代、葬式代、介護費用などです。住宅ローンも一括返済、繰り上げ返済しようとする場合は見積もりましょう。他に年金受給時以降、実現したいことで費用がかかることを洗い出しておきましょう。これらにかかる金額と時期を整理しておきます。

4.キャッシュフロー表を作成する

収支、資産、負債、一時的な費用の見積もりをした後は、それを見えるようにキャッシュフロー表作成しましょう。

ネットで探せばフォーマットなどもありますし、書籍なども参考にできると思います。ご自身、ご家族の方の年齢と年ごとに収入、支出、収支、資産および負債の残高を時系列で記載していきます。年齢は現時点から90歳くらいまで記載できればよいのですが、難しい場合は前期高齢者である74歳まで作成してみてください。

5.行動プランを作成、キャッシュフロー表を修正する

キャッシュフロー表を作成して、「資産 - 負債」がマイナスになっていないか確認します。マイナスになっていたら、それをプラスにする行動プランをたてます。

考え方は収入を増やして、支出を減らすことです。収入を増やす方法としては働く、運用するなど、支出を減らす方法としては家計のダウンサイジングなど具体的な行動のプランに落としていきましょう。そして、改善内容をキャッシュフロー表に反映させ、金額などを修正しましょう。

まとめ

1~5まで行動をステップで説明しましたが、収支と資産、負債の状況を確認して、課題を洗い出し、それを解決するための行動プランを作成し、実行し、年金受給時にお金の不安がないようにしようというものです。

計画をたてた行動プランの進捗は確認していくようにしましょう。自分ひとりではなかなか進めにくいという方は専門家に相談することも一考に値すると思います。

執筆:真鍋 泰(ファイナンシャルプランナー)

特典1
PDF「お金で失敗しないで楽しく普通に生きるための7つのルール」プレゼント!
特典2
メルマガ読者限定割引!
  • 初回相談料3,000円割引
  • コンサルティング料金3,000円割引
※印は必須項目です。
都道府県